きれいな水と空気
1.きれいな水
飲み水を蛇口まで運ぶ給水配管は今までいろいろな種類のものが使われてきました。
鉄製鋼管・メッキ鋼管・ライニング鋼管・銅管・ステンレス管それぞれ一長一短で、鋼管類は安価ではあるが最終的にサビるという問題、銅管は配管施工性は良いがロクショウと成分溶出の問題、ステンレス管は水質に対する影響は少ないが高価であることと耐凍害ということに問題がありました。
でもここにきて本命が現れました。それは「樹脂製」の管です。この管はまず絶対に腐食しないということ、何十年にもわたって水質に影響を与える心配がまったく無いのです。
そして管が容易に曲がるので配管しやすく建築になじんで納めることも容易になりました。 切断、接続、万が一の交換等にも優れた能力を持っています。
毎日の生活、体の健康にとっても大事な「水」この水質は樹脂管の採用で安定的に維持できるようになりました。
・きれいな水にするポイント
- 腐食しない樹脂管の採用で水質を源泉のままに維持
- 配管性の向上と耐久性でコスト負担を減少させている
2.きれいな空気
およそ人生の大半を暮らす住宅、この住空間では水とともに空気も人体に大いに影響及ぼす大事な要素です。
高断熱とともに高気密化が進み、家の外と家の中の空気の出入りは遮断してしまいました。
でも、この高気密化の促進によって初めて計画的な換気ができるようになったのです。部屋の大きさ、容積、用途によって換気量を計算し、必要な能力を持つ換気装置で全室同時に24時間必要最低限な量の空気を新鮮なものに入れ替えます。
入ってくる空気はフィルターを通って浄化され、こもったニオイ、排ガスハウスダスト、不要な水蒸気はスムースに排気されるようになりました。
とても健康的な空間をつくれるようになったわけです。
・きれいな空気
- 高気密化で計画換気が可能になった
- 計画換気で室内空気環境は健康的になる