住まいのお悩み-2(工事中)


Q 工事が始まったらどのように打合せをしますか?

A プランと仕様を決めて契約し着工となりました。この後は工事と平行して様々な事柄、使用建材、機器類の確認と決定作業が必要となります。大事な承認事項から考える必要最低限の打合せ回数は期間を通じて4-5回程度になります。本当は定期的に月三回程度の打合せが望ましいと思います。打合せ場所はサンプルの量の関係から事務所に来ていただく場合が多くなっています。
Q 上棟式はした方が良いですか?

A 上棟式とは家屋建造の際、棟木を上げるにあたり、大工の棟梁 などが神を祭り、新屋の安全を祈る儀式です。建主様の宗派に合わせて行うことになります。上棟式をする、しないはあくまでも建主様のお考え次第です。ただ、現代まで続いてきている儀式には何らかの意義があるのかもしれません。
Q 工事中の工事現場を見たいのですが?

A 打合せまで図面等二次元での打合せが主だったのが、現場で建物が立体的に立ち上がってくると打合せの時に把握出来なかったことが三次元的に理解できるようになります。想定と違って修正をする場合は早期である方が容易です。なので現場の進捗状況に合わせ現場の確認をお薦めします。ただし工事中の現場は危険な状態になっていることもあり注意してご確認いただいています。
Q 工事が始まったら変更はできませんか?

A 軽微な変更であれば契約仕様の中で可能です。各部の面積、寸法等の変更になると建築確認申請の変更申請が必要となります。この場合工事金額の増減になる場合もあります。
Q 大工さんにはお茶を出した方が良いですか?

A 建設工事では大工さんが九時と三時に休憩するという伝統があり、今でもその習慣が一部残っています。ただし、建て主様はその事に関してはお気遣い無用ですとご説明しています。
Q 工事中の建物に事故、火災損害等のあった場合の補償は?

A 着工から引渡日までの期間、請負業者側の負担と責任で工事損害保険に加入しています。